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フリーランスエージェントの担当者との付き合い方|合わないときの対処と伝えること

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フリーランスエージェントの担当者との付き合い方(折りたたんだ地図の道筋と、2つの吹き出し・カレンダー)
目次 7項目
  1. フリーランスエージェントの担当者は案件・交渉・相談の窓口
  2. 担当者の良し悪しを見分ける5つのポイント
  3. 担当者に伝えておくべき4つのこと
  4. 2016年から1社で続く僕と担当営業のやり取り
  5. 担当者と合わないときの対処
  6. 担当者に「また紹介したい」と思われるフリーランスの条件
  7. フリーランスエージェントの担当者のよくある質問

フリーランスエージェントの担当者は、任せきりにする相手ではありません。希望をはっきり伝え、定期的に話す相手です。合わないと感じたら、「伝え直す → 担当者の変更を相談する → 別のエージェントも併用する」の順に考えると、次の一手を決めやすくなります。

僕は2009年に新卒でSIerに入り、2016年にフリーランスエンジニアとして独立しました。.NETを中心に、業務系システムの現場で働いています。独立してからエージェントは1社だけを使っていて、担当営業とは2か月に1回くらい話しています。現場では、業務委託のエンジニアを面談する側に入ることもあります。

この記事では、担当者の役割と良し悪しの見分け方を一般的な情報として整理します。そのうえで、僕と担当営業のやり取りと、担当者に伝えておきたいことを書きます。

エージェントそのものの選び方は、フリーランスエンジニアのエージェントの選び方にまとめています。

フリーランスエージェントの担当者は案件・交渉・相談の窓口

フリーランスエージェントの担当者は、案件の紹介から面談の調整・条件の交渉・参画後の相談までを受け持つ窓口です。現場との契約がエージェント経由なら、お金や契約の話も基本的にはこの担当者を通ります。

担当者が受け持つこと(紹介・面談調整・交渉・フォロー)

担当者が受け持つ仕事は、エージェントの公式サイトの「利用の流れ」を並べると、おおむね次の5つです。

  1. 登録後のヒアリング:経験・スキル・希望条件を聞く
  2. 案件の紹介:希望に合いそうな案件を選んで提案する
  3. 面談の調整:現場との面談の日程を組み、事前に案件の情報を伝える
  4. 条件の交渉と契約:単価・稼働日数・開始日などを現場とすり合わせる
  5. 参画後のフォロー:困りごとの相談、契約更新、次の案件の提案

会社員の転職エージェントとの違いは、5つめが長く続くことです。転職なら入社した時点で関係はほぼ終わります。フリーランスの場合は、参画しているあいだも契約更新や単価の相談で担当者とのやり取りが続きます。だからこそ、付き合い方を一度考えておく価値があります。

営業とコーディネーターに分かれる会社もある

担当者が1人ですべてを受け持つ会社もあれば、役割を分けている会社もあります。現場(クライアント)側とやり取りする営業と、エンジニア側の相談を受けるコーディネーター(キャリアアドバイザーなどと呼ぶ会社もある)に分かれる形です。

役割が分かれている場合は、誰に何を相談すればいいかを最初に確かめておくと迷いません。たとえば次のような点です。

  • 案件の紹介と希望の相談は誰が受けるか
  • 単価や契約更新の話は誰に伝えればいいか
  • 参画中の困りごとは誰に連絡すればいいか

体制は会社によって違い、同じ会社でも変わることがあります。登録したときに担当者に聞いておくのが確実です。

僕が担当営業に頼っている2つのこと

僕が担当営業に頼っているのは、案件探しと単価交渉の2つです。独立するときの最初の案件探しも、2025年4月に案件の1つが切り替わったときも、エージェントを通して決まりました。単価を上げたいときも、担当営業経由で先方と交渉してもらっています。

2016年から同じ1社を続けている主な理由は、「案件が途切れない」「担当とのやり取りが楽」といったことです。ただし、僕は他のエージェントに登録していないので、他社の担当者と比べた経験はありません。1社で続けてきた経緯はエージェントの選び方(2016年から1社で続けてきた僕が頼っていること)にも書いています。

担当者の良し悪しを見分ける5つのポイント

フリーランスエージェントの担当者の良し悪しは、「最初の面談で何を聞くか」「案件を勧める理由」「面談の前後の動き」「交渉への付き合い方」「連絡」の5つで見分けられます。ここは一般的な目安です。

頼れる担当者と気をつけたい担当者の比較。頼れる担当者は、希望を細かく聞く、紹介の理由を説明できる、面談の前に現場の情報をくれる、面談のあとに感想を返す。気をつけたい担当者は、希望と違う案件が続く、返信が遅い・来ない、決断を急かす、案件の中身を説明できない
頼れる担当者と、気をつけたい担当者の違い

最初の面談で経験と希望をどこまで聞いてくるか

頼れる担当者は、最初の面談で経験と希望を細かく聞いてきます。使ってきた言語だけでなく、業務の分野・担当した工程・チームでの役割まで聞くかどうかが目安です。

希望についても、単価と場所だけで終わらず「譲れない条件はどれか」「避けたい仕事はあるか」まで踏み込んでくる担当者は、紹介の精度が上がりやすいと考えられます。逆に、スキルシートを受け取っただけで案件を送り始める担当者だと、希望とずれた紹介が続きがちです。

案件を勧める理由を説明できるか

案件を紹介されたら、「なぜこの案件を自分に勧めるのか」を聞いてみてください。経験のどこが現場に合うのか、単価や働き方は希望のどこを満たしているのか、を自分の言葉で説明できる担当者は信頼しやすくなります。

案件の業務内容や現場の体制を聞いても答えられない場合は、案件の中身を把握していない可能性があります。間に何社も入っている案件だと、担当者にも情報が少ないことがあります。そのときは「分かる範囲で確かめてもらえますか」と頼んでみると、対応の仕方で担当者の姿勢が見えます。

面談の前に現場の情報を、あとに感想をくれるか

現場との面談の前に、現場が気にしていることを教えてくれる担当者は頼りになります。

面談する側として、僕は直近の経歴が数か月のものばかり続いていると不安に感じます。質問と答えがかみ合っていない人は、仕事がしにくそうだと感じます。こうした「現場が見ているところ」を前もって伝えてくれる担当者なら、準備の的を絞れます。

僕の場合、現場との面談に担当営業が同席したことはありません。面談の前に担当営業から案件の内容を聞き、面談のあとに僕から面談の印象を伝える、という流れが基本です。面談に担当者が同席するかどうかはエージェントによって違うので、気になるなら登録のときに聞いておくと安心です。面談する側としては、同席した営業の振る舞いで候補者の印象が変わることは、そんなにありません。あまりに進め方がぐだぐだな営業なら印象が下がるかもしれませんが、僕はそういう場に立ち会ったことはありません。

面談のあとに、現場からの感想(良かった点・気になった点)を返してくれるかも見ておきたいところです。見送りになったときに理由を聞ける担当者なら、次の面談に活かせます。面談の準備そのものはフリーランスエンジニアの面談対策にまとめています。

単価や条件の交渉に付き合ってくれるか

単価や条件の相談を持ちかけたとき、材料の出し方まで一緒に考えてくれる担当者は心強い存在です。交渉の場に出るのは担当者なので、何をどう伝えたかを後から説明してくれるかも大事です。

僕の場合も、担当営業に渡した材料のうち、交渉の場で使われなかったものがありました(あとの「2016年から1社で続く僕と担当営業のやり取り」で書きます)。先方に何を出すかを担当者が選ぶ以上、判断の理由を後から聞ける関係かどうかが効いてきます。

気をつけたい担当者のサイン

次のようなことが続くなら、担当者との付き合い方を見直すサインです。

  • 伝えた希望と違う案件の紹介が続く
  • 返信が遅い、または来ない
  • 「今日中に決めてください」など、決断を急かす
  • 案件の業務内容や現場の体制を聞いても説明できない
  • 経歴や個人情報の扱いが雑(本人の了承なく経歴を出すなど)

1つ当てはまっただけで判断する必要はありません。忙しい時期に返信が遅れることは、誰にでもあります。気になることが重なるときは、後で書く「合わないときの対処」を順に試してみてください。

担当者に伝えておくべき4つのこと

フリーランスエージェントの担当者に伝えておくべきことは、「働き方の条件」「やりたい仕事と避けたい仕事」「希望単価」「契約更新や終了の意向」の4つです。担当者は、聞いたことしか分かりません。伝えていないことは、紹介にも交渉にも反映されません。

働き方の条件(場所・リモート・稼働日数)

働き方の条件は、最初の面談で具体的に伝えます。通える範囲・リモートの希望・週の稼働日数・開始できる時期が基本です。

僕はフリーランスになってから、なるべく自宅の近くの現場を探してもらっていました。おかげで2016年からは、自転車か徒歩の通勤が中心でした。2020年のコロナ禍からはフルリモートで、いまはエージェントにもフルリモートを希望として伝えています。絶対条件とまでは言っていませんが、なるべく在宅で働けるようにしていきたいと思っています。

条件は「絶対に譲れない」「できれば」の2段階に分けて伝えると、担当者が案件を選びやすくなります。リモート案件の探し方はフリーランスエンジニアのリモート案件に書きました。

やりたい仕事と避けたい仕事

やりたい仕事と避けたい仕事も、言葉にして伝えておきます。担当者は経歴をもとに案件を探すので、何も言わなければ、これまでと同じような案件の紹介が続きやすくなります。

伝えるときは、次のように分けると整理しやすくなります。

  • 経験を活かしたい分野(業務の分野・言語・工程)
  • これから経験を広げたいこと(上流工程・新しい技術など)
  • 避けたい案件(体制・働き方・業務の内容)

避けたい理由も一言添えると、担当者は似た案件を判断しやすくなります。

希望単価は金額で伝える

希望単価は「上げたい」ではなく、具体的な金額で伝えます。

僕も最初の頃は、いくら上げたいかもエージェント任せでした。いまは、具体的にどれくらい上げたいかを伝えています。希望どおりの額にならないことは多いです。それでも、意思表示は大事だと思っています。

金額を決めるときは、公開案件で自分に近い案件の単価を見ておくと根拠を持てます。

契約更新や終了の意向は早めに伝える

今の案件を続けたいのか、区切りで終えたいのかは、早めに担当者に伝えておきます。終える意向が分かっていれば、担当者は次の案件を前もって探せます。続けたい意向が分かっていれば、更新や単価の相談の時期を一緒に考えられます。

契約書で決められた予告の期限より前に、余裕をもって伝えるのが一般的です。契約が終わる人と更新され続ける人の違いは、フリーランスエンジニアの契約終了(更新され続ける人)にまとめています。

2016年から1社で続く僕と担当営業のやり取り

僕と担当営業が定期的に話す場は、2か月に1回くらいのオンラインのミーティングです。ここからは、2016年からエージェント1社を続けてきた僕の場合を書きます。

なお、エージェントは同じ1社でも、担当営業は2016年から何回か変わっていて、いまはたぶん5人目くらいです。

2か月に1回、30分のオンラインミーティング

担当営業とは、2か月に1回くらい話しています。名目は「ランチMTG」ですが、実際はZoomで30分ほどです。

一般的に、参画しているあいだは案件探しも面談の調整も要らないので、エージェントと話す用事は減ります。僕の場合は、そうした時期も含めて2か月に1回くらい話す機会があります。

話すのは案件の現状・困りごと・プライベートの話

このときに話すのは、案件の現状や困っていることの相談から、プライベートの話までです。案件を切り替えるタイミングのランチMTGでは、次にどんな案件がいいかを話します。

一般論として、案件の状況を定期的に共有しておくと、更新や次の案件の相談を切り出すときの前置きが短く済みます。

定期的に話す場を設けているかどうかは、エージェントや担当者によって違います。参画中のフォローの頻度は、登録のときに聞いておくと安心です。

普段の連絡はメッセージアプリで、何かあればその都度

ランチMTG以外の普段の連絡は、メッセージアプリでのやり取りが基本です。何もなければ、連絡を取るのはランチMTGのタイミングくらいです。何かあれば、その都度連絡しています。

連絡の手段と頻度は、担当者や会社によって違います。自分に合う手段と頻度があるなら、最初に伝えておくと行き違いが減ります。

単価アップは自分から切り出す

単価を上げたいときは、僕から担当営業に切り出しています。

ただ、独立して最初の数年は、単価交渉を切り出していませんでした。切り出すものだと知らず、エージェント任せにしていたからです。いまは2〜3年おきに、自分から担当営業に「そろそろ単価アップを交渉したい」と伝えています。

担当者がいるからといって、単価の話まで担当者が先回りしてくれるとは限りません。自分から切り出してよいと知っているかどうかで、取れる動きは変わります。切り出すタイミングと実績メモの中身は、フリーランスエンジニアの単価交渉に書いています。

交渉の材料を渡しても、何を出すかは担当営業が決めていた

交渉をお願いするときは、自分が業務で出した価値を、定性的なことと定量的なことの両方で書き出して担当営業に渡しています。物価の上昇も材料に添えて伝えたことがあります。

ところが、物価の話は交渉の場では出さなかったそうです。エージェント側の判断で、僕は後から知りました。着地は、現在の額と希望額の間くらいになることが多いです。

僕の場合、材料を渡したのは自分でも、先方に何を出すかは担当営業が決めていました。交渉の場にいない側からは、何が伝わったのかは担当者に聞かないと分かりません。気になるときは、どの材料を使ったかを聞いてみてください。

案件が切り替わるときの担当者の動き

案件が切り替わる場面でも、担当営業に動いてもらいました。2025年4月に受けている案件の1つが別の現場に移ったときは、提案が5〜6件くらいあり、2社と面談してどちらも合格しています。探し始めてから決まるまでは1か月くらいでした。

案件の切れ目は、担当者の動きがいちばん効いてくる場面です。終わる時期が見えたら、早めに担当者に伝えて提案を受けておくと空白を作りにくくなります。

担当者と合わないときの対処

フリーランスエージェントの担当者と合わないと感じたら、いきなりエージェントを変えるより、「伝え直す → 担当者の変更を相談する → 別のエージェントも併用する」の順に動くのが一般的です。ここは一般的な情報として書きます。

担当者と合わないときの3段階。①希望と連絡の取り方を伝え直す、②担当者の変更を相談する、③別のエージェントも併用する
担当者と合わないときは、この順に動く

まず希望と連絡の取り方を伝え直す

最初に試したいのは、希望と連絡の取り方をもう一度伝えることです。紹介がずれている原因が、担当者の力量ではなく伝え方にあることもあります。

合わないと感じるきっかけは、大きな問題とは限りません。僕も、担当営業の前の仕事が押してランチMTGの時間に遅れることが何回かあり、モヤっとしたことはあります。小さな引っかかりでも、重なる前に一度言葉にしておくと話がこじれにくくなります。

伝え直すときは、次の3つを短くまとめると伝わりやすくなります。

  • 譲れない条件と、できればの条件
  • 最近紹介された案件のうち、合わなかった理由
  • 連絡の手段と頻度の希望(メールかチャットか、急ぎのときは電話か)

紹介がずれる原因が、自分の側にあることもあります。スキルシートに経験の強みが伝わる書き方ができているか、希望条件が厳しすぎないかも一緒に見直してみてください。スキルシートの書き方はスキルシートの書き方にまとめています。

担当者の変更を相談する(伝え方の例)

伝え直しても改善しない場合は、担当者の変更を相談します。担当者の変更の相談を受け付けているエージェントもあり、問い合わせ窓口・メール・電話などで申し出る形が多く見られます。手続きは会社ごとに違うので、利用しているエージェントの問い合わせ窓口で確かめてください。

伝え方のポイントは3つです。

  • 理由は短く、事実で伝える(「希望と違う案件の紹介が続いている」など)
  • 今の担当者を責める言い方は避ける
  • 次の担当者に望むことを添える

文面の例を載せておきます。よく使われる形を整理した一般的な型なので、自分の状況に合わせて直してください。

いつもお世話になっております。〇〇です。 現在ご担当いただいている〇〇様には、これまで丁寧にご対応いただき感謝しております。 一方で、希望している〇〇(業務の分野・働き方など)の案件のご紹介が少なく、今後の進め方を見直したいと考えています。 〇〇の分野に詳しい方に担当を代わっていただくことは可能でしょうか。ご検討いただけますと幸いです。

参画中の案件があるなら、契約や請求の引き継ぎがどうなるかも一緒に確かめておくと安心です。

別のエージェントも併用する

担当者を変えても合わない、または比べる相手が欲しいときは、別のエージェントにも登録して併用します。

僕は、つてが無いなら、まずは複数のエージェントに登録するのが良いと思っています。案件もエージェントも、複数を比べるから良し悪しが分かるからです。担当者も同じで、もう1社の担当者と話せば比べる材料ができます(僕自身は他社の担当者と比べた経験がないので、ここは一般論です)。

併用するときは、同じ案件に別々のエージェントから応募しないように気をつけてください。重複応募の防ぎ方はフリーランスエンジニアのエージェントは複数登録すべきかに書いています。

担当者を比べるために2社目を探すなら、比較表で取り上げているエージェントの中から、たとえば次の2社があります。どちらも登録後に担当者と話す流れが公式サイトに書かれています。

担当者を比べるために、もう1社登録するPR

レバテックフリーランスは、僕自身は使ったことがありません。このページからのご案内の対象は、エンジニアとしての経験があり、過去に登録したことがない方です。エンジニア経験がない方・24歳未満・65歳以上・サービスエリア外の方は、対象外になることがあります(対象は2026年10月14日に確認)。登録後に希望をヒアリングして案件を提案する流れは、2026年10月15日に公式サイトで確認しました。

レバテックフリーランスの公式サイトを見る

最新の情報と条件は公式サイトで確かめてください。

担当者と話して相性を確かめるPR

ギークスジョブは、僕自身は使ったことがありません。このページからのご案内の対象は、エンジニアとしての経験がある方です。エンジニア経験がない方・50歳以上の方は、対象外になることがあります(対象は2026年10月14日に確認)。登録後にオンラインで担当者と話す流れ(個別説明会)は、2026年10月15日に公式サイトで確認しました。

ギークスジョブの公式サイトを見る

最新の情報と条件は公式サイトで確かめてください。

担当者の退職・異動で変わったとき

担当者は、退職や異動、社内の体制変更で変わることがあります。自分から頼まなくても担当が変わる場面はある、と知っておくと慌てずに済みます。僕の担当営業も、2016年から何回か変わっています。

担当が変わったときは、次の点を新しい担当者と確かめておくと安心です。

  • 希望条件と、これまでに伝えていたことが引き継がれているか
  • 参画中の案件の契約期間・更新の時期・単価の相談の状況
  • 連絡の手段と、定期的に話す機会の有無

引き継ぎのメモがあっても、細かなニュアンスまでは伝わらないことがあります。最初の面談で、希望を一通り伝え直しておくのが確実です。

担当者に「また紹介したい」と思われるフリーランスの条件

担当者に「また紹介したい」と思われるのは、連絡が早く、現場で信用を積み、経歴を最新にしているフリーランスです。好かれようと気を使う必要はありません。エージェントにとってフリーランスは取引先でもあるので、紹介しやすい人であることが一番の近道です。

返信を早くし、面談の結果をすぐ共有する

案件の紹介や日程の調整には、興味が無くても早めに返事をします。返事が無いと、担当者は次の動きを決められません。

現場との面談が終わったら、その日のうちに感想と参画したいかどうかを担当者に伝えます。担当者は、その内容をもとに現場と条件を詰めます。返事が早い人は担当者にとって動きが読みやすく、次の案件の相談もしやすくなります。

現場で勤怠と信用を積む

担当者が次も紹介したいと思うのは、現場から評判のいい人です。

勤怠が良好で与えられた仕事をこなしていれば、切られることは基本ないと僕は思っています。当たり前のことですが、意外とこれができない人もいます。

僕のいまの金融系の案件の契約更新は、もともとは2〜3か月ごとだった気がします。いまは半年ごとです。長く続けてほしいと思ってもらえているからか、気づけば長期の契約になっていました。

特に独立して最初の数年は、「信用を売る期間」だと思っています。目先のお金ばかり追うのは違うと考えています。契約が続く人の働き方は、フリーランスエンジニアの契約終了(更新され続ける人)で詳しく書きました。

経歴とスキルシートを最新にしておく

スキルシートは、案件が終わるたびではなく、仕事の区切りごとに更新しておきます。担当者が急に良い案件を見つけたとき、すぐに出せる状態にしておけるからです。

僕が独立して最初の案件に決まった面談では、.NETの経験と、基本的に一人称で仕事を進められることを伝えています。「何を任せられる人か」が一言で伝わる経歴は、担当者が現場に勧めるときにも使いやすくなります。書き方はスキルシートの書き方にまとめています。

フリーランスエージェントの担当者のよくある質問

最後に、フリーランスエージェントの担当者についてよく聞かれる質問に答えます。

担当者の変更を頼むと、紹介が減る?

担当者の変更を頼んだだけで紹介が減る、と決まっているわけではありません。担当者との相性は、利用者の側からは選びにくいものです。合わないまま我慢するより、相談したほうが話は進みやすくなります。

気をつけたいのは伝え方です。今の担当者を責める言い方を避け、次の担当者に望むことを具体的に伝えれば、その後の紹介にもつながりやすくなります。

単価の交渉は担当者に任せていい?

交渉の場そのものは担当者に任せて構いません。ただ、切り出すことと希望額を伝えることは、自分でやっておくと安心です。

僕も最初の数年はエージェント任せで、交渉を切り出していませんでした。いまは自分から切り出し、具体的な希望額を伝えています。実績メモの作り方と文面の型は、フリーランスエンジニアの単価交渉にまとめています。

担当者から連絡が来ない・多すぎるときは?

連絡が来ないときは、まず自分から近況と希望を送ってみてください。紹介できる案件が無いと、連絡が止まることがあります。

「紹介できる案件が無い」と言われた場合は、希望条件が厳しすぎないか、スキルシートで強みが伝わっているかを見直します。それでも動きが無いなら、別のエージェントの併用を考える時期です。

連絡が多すぎるときは、希望する頻度と手段をはっきり伝えて構いません。「急ぎ以外は週1回まとめてメールで」のように具体的に伝えると、担当者も合わせやすくなります。

担当者にマージンや商流を聞いてもいい?

聞いて構いません。理由を添えて説明してくれる担当者なら、信頼しやすくなります。

正直に書くと、僕は自分の単価に対するマージン率を知りません。知っているのは、いまの現場の商流です。間に入る会社が多いと、そのぶん余計にマージンがかかっているように感じるので、商流はできれば浅いほうがいいと思っています。ただ、いまの現場や単価に満足していれば、それでいいとも言えます。聞き方とマージンの相場は、フリーランスエンジニアのエージェントのマージン相場と商流にまとめています。

担当者との付き合い方は、エージェントを選ぶ段階から始まっています。これから独立する方も、すでにフリーランスの方も、担当者と話してみて合うかどうかを確かめてください。

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この記事を書いた人

サカイ

フリーランスエンジニア

2009年に新卒でSIerに入社し、2016年にフリーランスエンジニアとして独立。.NET中心の業務系システム、金融系の案件を2016年から継続。現場では面談する側にも入っている。

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