SIerの年収は低い?公的統計の相場と年収400万円から独立した僕の上げ方
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目次 9項目
SIerの年収は、公的な統計で見るかぎり全体の平均より高めに出ます。ただし職種・会社の規模・商流の位置・年齢による差が大きく、「低い」と感じる立場は確かにあります。
僕は2009年に新卒でSIerへ入社し、2016年にフリーランスエンジニアとして独立しました。転職はしていません。 会社員だった2015年ごろの年収は400万円くらいでした。いまは業務委託の面談で、面談する側にも入っています。
会社の平均は社員の年齢や職種の構成で変わるので、会社別の年収ランキングは載せません。公的な統計で相場を確かめ、差が出る理由と上げ方を整理します。
転職するか残るかも含めた全体の道筋は、SIerからの転職先と進め方で整理しています。
SIerの年収は低いのか:公的な統計で見る相場
公的な統計で見るかぎり、SIerで働く人が多いIT系の職種の年収は高めに出ます。ただし同じIT系でも、職種と会社の規模で200万円以上の差があります。
IT職種の年収の目安は約578万〜889万円
SIerのエンジニアに近い職種の年収の目安は、約578万〜889万円です。厚生労働省の令和7年賃金構造基本統計調査(職種・第1表)から、IT系の2つの職種を取り出しました。
| 職種(統計上の分類) | 年収の目安 | 平均年齢 |
|---|---|---|
| システムコンサルタント・設計者 | 約889万円 | 38.3歳 |
| ソフトウェア作成者 | 約578万円 | 37.1歳 |
統計に「年収」の欄は無いので、表の「きまって支給する現金給与額」(毎月決まって支給される給与。残業代を含む)の12か月分に「年間賞与その他特別給与額」を足して、このサイトで計算した目安です(企業規模計〈10人以上〉・男女計・産業計の一般労働者の平均。1万円未満は四捨五入。出典の掲載は2026年10月25日に確認)。
要件定義や設計を担う人は「システムコンサルタント・設計者」に、プログラミングやテストが中心の人は「ソフトウェア作成者」に近い分類です。どちらもSIerの社員だけの数字ではありません。
年代別:20代から50代でどう上がるか
年代で見ると、20代前半から40代後半にかけて年収の目安は上がり続けます。同じ統計の「職種・第5表」(職種と年齢階級別)から、上と同じ計算で出しました。
| 年齢階級 | システムコンサルタント・設計者 | ソフトウェア作成者 |
|---|---|---|
| 20〜24歳 | 約477万円 | 約363万円 |
| 25〜29歳 | 約642万円 | 約485万円 |
| 30〜34歳 | 約866万円 | 約560万円 |
| 35〜39歳 | 約968万円 | 約636万円 |
| 40〜44歳 | 約1,189万円 | 約686万円 |
| 45〜49歳 | 約1,226万円 | 約729万円 |
| 50〜54歳 | 約1,104万円 | 約722万円 |
| 55〜59歳 | 約1,164万円 | 約720万円 |
条件と端数の扱いは上の表と同じです(出典の掲載は2026年10月25日に確認)。
2つの職種の差は、20〜24歳の約114万円から45〜49歳では約497万円まで開きます。システムコンサルタント・設計者は20代後半から40代前半にかけて大きく伸び、ソフトウェア作成者は40代後半から横ばいです。統計には勤続年数の欄もあり、経験の長さで見ることもできます。
男女別では第1表で、システムコンサルタント・設計者が男性約933万円・女性約770万円です。ソフトウェア作成者は男性約598万円・女性約508万円です。平均年齢も男性が4〜6歳ほど高く、差をそのまま比べることはできません。
企業規模別:大きい会社ほど高い
同じ職種でも、会社の規模が大きいほど年収の目安は高く出ます。

| 職種(統計上の分類) | 企業規模計(10人以上) | 1,000人以上 | 100〜999人 | 10〜99人 |
|---|---|---|---|---|
| システムコンサルタント・設計者 | 約889万円 | 約1,010万円 | 約854万円 | 約585万円 |
| ソフトウェア作成者 | 約578万円 | 約641万円 | 約555万円 | 約518万円 |
計算方法は上の表と同じです。1,000人以上と10〜99人の差は、システムコンサルタント・設計者で約425万円です。ソフトウェア作成者では約123万円です。なお統計は会社の規模で分けたもので、元請けかどうかで分けたものではありません。
全体の平均・他の業界と比べると
別の調査である国税庁の統計で業種別に見ても、IT系を含む情報通信業は全体の平均より高めです。令和7年分 民間給与実態統計調査では、1年を通じて勤務した給与所得者の平均給与は487万円でした(正社員〈正職員〉に限ると559万円)。同じ調査の業種別の平均給与(第13図)では、「情報通信業」が682万円です。
この平均給与は給料・手当と賞与の合計で、パートやアルバイトも含みます。上の賃金構造基本統計調査とは対象も計算も違うので、数字は同じ調査の中だけで比べてください(2026年10月25日に確認)。
「SIerは年収が高い」と「低い」の両方の記事があるのは、比べる相手が違うからです。全体の平均となら高め、IT業界の上流や大手となら低く見えます。
統計を見るときの注意:SIerの区分は無い
公的な統計には「SIer」という区分がありません。元請けか下請けか・SESかどうかでも分かれていないので、IT系の職種全体の傾向として読んでください。
平均は、一部の高い人に引っ張られて上に出やすい数字です。また「きまって支給する現金給与額」には残業代が入るので、残業の多い職種ほど高めに出ます。
会社ごとの年収は、求人票と面接で個別に確かめるのが確実です。
SIerの年収に差が出る5つの要因
SIerの年収は、同じ業界の中でも「どの位置で何を担うか」で変わります。差が出る要因は大きく5つです。

商流の位置:元請けか下請けか
SIerの年収の差でよく挙がるのが、商流の位置です。発注する会社から直接受けるのが元請け(一次請け)で、その一部を別の会社へ出すと二次請け・三次請けになります。これが多重下請けの構造です。
間に会社が入るほど、それぞれの取り分が引かれていきます。下の階層ほど、同じ仕事でも会社に入るお金が少なくなりやすいとされます。ただし公的な統計に階層別の年収は無く、何割違うとは言えません。
フリーランスになったいまの僕の案件にも、間に会社が入っています。金融系の現場は「エンド → システム開発会社 → エージェント → 僕」です。もう1つの現場は「エンド → A社 → B社 → エージェント → 僕」です。エージェントのマージン率は知りません。
商流が深いと、間でムダなマージンが引かれているように感じてしまうので、浅いに越したことはないと思っています。ただ、いまの現場や単価に満足しているなら、それでいいとも言えます。
会社の系列:ユーザー系・メーカー系・独立系
SIerは、成り立ちで3つの型に分けて語られます。
- ユーザー系:事業会社の情報システム部門が独立した会社
- メーカー系:コンピューターメーカーの子会社
- 独立系:親会社を持たない会社
ただ、型で年収が決まるわけではありません。同じ型の中でも、規模や商流の位置で差が大きいからです。
職種と工程:上流ほど高い
要件定義や設計を担う上流の職種ほど、年収は高めに出ます。統計の2職種の差は、企業規模計で約311万円です(約889万円と約578万円)。
製造やテストが無ければシステムは動かないので、下流の仕事が劣るわけではありません。
役職:課長級で非役職者の約1.7倍
役職が上がると、毎月の給与ははっきり上がります。厚生労働省の令和7年賃金構造基本統計調査「役職別にみた賃金」では、所定内給与額(残業代や賞与を含まない毎月の給与)の平均が課長級で52万9,200円です。非役職者の31万500円の約1.7倍にあたります。部長級は63万5,800円で、約2倍です。
いずれも雇用期間の定めのない一般労働者の男女計で、2025年6月分の平均です。16の大きな産業をまとめた数字なので、IT業界やSIerだけの数字ではありません。役職ごとの表と管理職になるかどうかの考え方は、SIerのキャリアパスにまとめています。
残業代と賞与:同じ年収表でも中身が違う
年収の数字には、残業代と賞与が入っています。残業の多い職場は高めに出て、賞与の比率が高い会社は業績しだいで上下します。統計の「年間賞与その他特別給与額」は、前の年の1年間に支給された賞与などの合計です。
僕自身、SIerにいたころは残業をほぼしていませんでした(後の章で書きます)。年収を比べるときは、残業代込みの数字かどうかをそろえて見てください。
SIerの年収が低いと言われる5つの理由
平均では低くないのに「SIerの年収は低い」と言われるのは、次の5つの立場にいる人の実感が強く出るからです。年収以外の理由も含めた全体は、SIerはやめとけと言われる理由にまとめています。
多重下請けの下ほど取り分が少ない
二次請け・三次請けの社員は、上の会社の取り分が引かれた残りから自社の利益と給与が出るので、年収が低いと感じやすい立場です。同じ現場で同じ作業をしていても、所属で年収が違うことがあります。
人月で売上が決まり、成果が給料に反映されにくい
受託開発では、人数と期間をかけ合わせた「人月」で見積もることが多いです。この仕組みでは効率よく作っても売上が増えにくく、個人の工夫も給料に反映されにくくなります。
年功序列の等級と、年1回の評価面談
SIerには、等級と年次で給与の幅が決まる会社が多いと言われます。評価は年1回の面談で決まることが多く、1年分の仕事を短い時間で伝えなければいけません。
僕のいた会社も、自己評価シートと評価面談の形でした。シートは面談のだいたい2週間前に書き、面談そのものは30分ほどだったと思います。
下流工程にとどまると、経験が年収に結びつきにくい
製造やテストだけを長く続けると、年収は伸びにくいと言われます。年代別の表でも、ソフトウェア作成者は40代後半から横ばいで、上流の職種との差は年齢とともに開いていました(個人の推移ではなく、年齢ごとの平均です)。
同じ仕事の相場が社外から見えにくい
社内の給与テーブルしか知らないと、自分の経験が外でいくらになるのか分かりません。相場が分からなければ、動くきっかけもつかめません。
僕も独立して最初の数年は、単価の交渉は切り出すものだと知りませんでした。エージェント任せにしていたのです。相場を知る方法は、転職の章で紹介します。
2015年ごろ年収400万円だった僕の場合
僕は2009年に新卒でSIerに入り、2016年に独立するまで会社員でした。
年収は400万円くらい、手取りは月20万円未満
2015年ごろの僕の年収は、400万円くらいだったと思います。ほとんど残業をしない働き方だったので、毎月の手取りも20万円に届いていなかったはずです。
上の年代別の表は令和7年(2025年)の調査で、時期が10年ほど違います。統計の値には残業代が含まれますが、残業をほぼしていなかった僕の年収には、残業代はほとんど入っていなかったはずです。引き算で比べず、並べて見る材料にしてください。
早く帰っていたのは、時間を大切にしたかったから
僕は仕事終わりや土日の時間を大切にしたくて、周りより早く帰っていました。忙しい時期もありましたが、なんとか土日の対応をしないで済むように調整していました。「〇〇さんは残って仕事してるのに」と上司に言われながら帰った日もあります。
将来が上司を通して見えてしまう
将来への漠然とした不安は、「このまま進んだ先の将来が上司を通して分かってしまう」からだと僕は感じています。その将来が理想どおりなら、そのまま進めばいいと思います。違うなら別の会社・別の業界・別の働き方を探さないと、理想にはたどり着きません。
転職は考えず、収入を上げるために独立を選んだ
2009年当時は、それなりに長く勤めるのが正解とされていた気がします。ただ、自分の人生の主役は自分です。会社のために自分がいるわけではありません。
そのうえで、僕は転職を考えませんでした。収入をとにかく上げたくて、それならフリーランスが手っ取り早いという、けっこう安易な理由で独立を選んでいます。辞めるまでの経緯は、SIerを辞めたいときの判断基準に書きました。
これは僕の選び方です。年収を上げる道は独立だけではなく、社内で上げる道も転職で上げる道もあります。
SIerのまま年収を上げる方法
年収を上げる道は、社内・転職・独立の3つです。この章では、いまの会社で年収を上げる方法を4つ挙げます。
上流工程とリーダー・PMの経験を積む
社内で年収を上げる近道は、上流工程とリーダー・PMの経験を積むことです。統計でも上流の職種ほど高めに出ていて、この経験は昇格の評価でも転職の書類でも見られやすい部分です。いまの担当が下流中心なら、設計や要件の打ち合わせに加わりたいと上司に伝えるのが第一歩です。
昇進・昇格を目指す
役職が上がると給与も上がります(課長級で非役職者の約1.7倍)。昇格の基準は評価・年次・資格など会社によって違うので、人事制度の資料で確かめておきましょう。管理職になると技術の仕事から離れる面もあります。
資格手当と昇格要件を確かめる
資格が年収に直接つながるかは、会社の制度しだいです。資格手当や合格の報奨金、昇格の条件として資格を定めている会社もあります。手当や条件があるなら、取る価値ははっきりしています。
僕はIT系の資格を持っていませんが、資格は取れるならあったほうがいいと考えています。資格が効く場面とそうでない場面は、エンジニアに資格はいらない?で整理しました。
評価面談で成果を言葉と数字にする
年1回の評価面談で伝わるように、担当した仕事や改善した数字を日ごろからメモしておくと役に立ちます。
僕も評価のシートに、担当していたサブシステムの障害件数が下がったことを書いたことがあります。独立してからの単価の交渉でも、提供した価値を書き出して伝えています(独立の章で書きます)。
転職で年収を上げるなら:行き先ごとの年収の見え方
転職で年収を上げるなら、行き先によって年収の変わり方が違います。行き先ごとの向き不向きはSIerからの転職先の選び方に任せ、この章は年収の見え方に絞ります。僕は転職していないので、統計と業務委託の面談で見てきたことで書きます。
元請け・大手のSIerへ移る
商流が浅く規模の大きいSIerへ移ると、年収が上がる可能性があります。企業規模別の表のとおり、同じ職種でも大きい会社ほど高めに出るからです。その分、上流工程やリーダー・PMの経験を求められやすくなります。
社内SE(事業会社)へ移る
事業会社の社内SEに移ったときの年収は、移る先の給与水準しだいで上がる人も下がる人もいます。年収よりも働き方を変えたい人に選ばれることが多い行き先です。僕も2025年4月から、業務委託で情シスの立場に入っています(社員の社内SEではありません)。社内SEの仕事と年収の考え方は、SIerから社内SEへ転職する前ににまとめています。
ITコンサルへ移る
ITコンサルは、統計の「システムコンサルタント・設計者」(約889万円)に近い仕事です。要件定義や業務設計の経験と、資料を作って説明する力が求められます。
Web系・自社開発へ移る
Web系の自社開発企業の年収は、会社と職種による差が大きいです。使う言語や進め方が変わると最初は経験が評価されにくく、年収が上がらないこともあります。
面談する側から見た、条件が上がる人の伝え方
僕は業務委託の面談で、面談する側に入ることがあります(正社員の採用面接には関わったことがありません)。そのときは、まずスキルが現場に合っているかを見ます。質問と答えが噛み合っているか、直近の経歴が数か月のものばかり続いていないかも気にしています。
受ける側としての経験もあります。2025年に2本目の案件が切り替わったときの面談では、技術のことも聞かれました。ただどちらかというと、「業務の話ができそうか」「質疑応答がずれていないか」「上流工程を任せられそうか」が重視されていると感じました。
このときは2社とも合格し、最終的には単価で決めました。お金がすべてではないものの、あえて自分を安売りする必要もないと考えたからです。転職の面接でも、上流工程で何を任されてきたかは具体的に話せるよう準備しておくとよいでしょう。希望年収をどう答えるかは、エンジニアの転職面接でよく聞かれる質問にまとめています。
相場の確認と希望年収の交渉に使える2つの型
自分の経験の相場を知る方法は、大きく2つの型に分かれます。
- エージェント型:担当者に相談しながら紹介された求人に応募する。内定後の年収の交渉も任せられる
- 転職サイト型:自分で求人を検索し、企業からのスカウトも届く。提示される年収の幅を自分で見て相場をつかめる
僕は独立後のエージェントを1社だけ使い、それで不満はありませんでした。ただ、複数に登録して比べるから良し悪しが分かるとも思っています。会社の選び方は、SIerの転職エージェントの選び方で比べています。なお、僕は転職をしていないので、下の2つのサービスはどちらも使ったことがありません。
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独立して年収を上げるという選択肢
フリーランスの単価は、会社員の年収と同じ物差しでは測れません。この章では僕の場合を短く書きます。

最初の単価は月50万円、手元の感覚は月30〜40万円
2016年に独立して最初の案件は、月額50万円でした。今思うと低い単価ですが、もともとが低かったので当時はかなり嬉しかったです。手元に残る感覚は月30〜40万円くらいで、それまでの20万円以下から自由に使えるお金がかなり増えた感覚がありました。
単価は交渉しないと上がらない
単価は勝手には上がりません。僕は業務の中で提供した価値を書き出して、エージェントを通して交渉してきました。希望どおりの額になることは基本的に無く、いまの額と希望の額の間くらいに落ち着くことが多いです。それでも意思表示は大事だと思っています。
一方で、クライアントが変わったタイミングで単価が上がったこともあります。交渉だけが上がるきっかけではない、というのも正直なところです。
いまの単価と、周りの相場の感覚
いまの単価は、2024年から2つの案件を合わせて月額120万円です。1つの案件で100万円の人もいますが、かなり上位層だと思います。感覚値ですが、60〜80万円くらいの人が多い印象です。
単価の12か月分は売上で、会社員の年収とは別のものです。そこから税金・社会保険・経費を自分で払います。単価の推移や売上と所得の関係は、フリーランスエンジニアの年収に書きました。税や社会保険は人によって事情が違うので、具体的な金額は税理士などの専門家に相談してください。
誰にでも独立を勧めるわけではない
僕は独立を誰にでも勧めるわけではありません。「しょうがないから会社員」「しょうがないからフリーランス」のように妥協して選ぶと、働き方に関係なくうまくいかないと思っています。
独立は実務経験が前提で、税金や社会保険の手続きも自分で行います。独立を考え始めた段階なら、会社員のうちに話を聞けるエージェントもあります。Midworks
は公式サイトで、正社員からフリーランスへの転向を考えている人向けの案内も出しています。対象は勤務地が関東・関西・愛知・福岡で、21〜59歳のエンジニア経験者です。僕自身は使ったことがありません(対象の条件は2026年10月2日に、正社員向けの案内は2026年10月23日に公式サイトで確認)。
SIerの年収についてよくある質問
SIerで年収1000万円は届く?
統計では、1,000人以上の会社のシステムコンサルタント・設計者の年収の目安が約1,010万円です。同じ職種の40〜50代でも1,000万円を超える目安が出ています。上流の仕事・役職・大きな会社が重なると届く人がいる、というのが統計から言える範囲です。
20代・30代のSIerで年収が低いのは普通?
年代別の表では20代は2つの職種とも低めに出て、30代から差が開いていきます。比べるときは、残業代込みかどうかと会社の規模をそろえてください。30代で動くときの考え方は、30代のSIerからの転職にまとめています。
下請けのSIerから元請けに移れる?
上流やリーダーの経験と業務の知識を、職務経歴書で具体的に示せれば候補になります。
社内SEに転職すると年収は下がる?
移る先の会社しだいで、上がる人も下がる人もいます。求人票で給与の幅を確かめてください。
年収だけで転職先を決めていい?
年収のほかに、働き方と積める経験も並べて決めるのがおすすめです。僕が業務委託の案件を単価で決めたときも、2社とも新しい経験ができそうな点は同じでした。そのうえで最後に単価を比べた、という順番です。
まとめ:SIerの年収は「どこで・何を担うか」で決まる
SIerの年収は、平均で見れば低くありません。ただ、どの位置で何を担うかで大きく変わります。
- 統計の相場:IT系の2職種の年収の目安は約578万〜889万円(厚生労働省)。国税庁の調査でも情報通信業は682万円で、全体の平均487万円より高め
- 差が出る要因:会社の規模・上流か下流か・商流の位置・役職・年齢
- 僕の場合:2015年ごろの年収は400万円くらいで、手取りは月20万円にいっていなかったと思う
- 上げる道:社内(上流・昇進)・転職(元請け・社内SE・ITコンサル)・独立の3つ。どの道でも上流の経験が効く
年収だけでなく働き方も変えたい人や、SIerの経験を発注側で活かしたい人向けのサービスもあります。
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社内SE転職ナビは、公式サイトで「社内SE・情シス転職に特化した専門サービス」とうたうサービスです。SIerで積んだ経験を、発注側で活かしたい人に向いています。
僕自身は使ったことがありません(転職をしていないため)。未経験の方・45歳以上の方・希望勤務地が関東(東京・埼玉・神奈川・千葉)・関西(大阪・京都・兵庫)・北海道以外の方は、対象外になることがあります。
対象の条件は2026年10月8日に、サービスの紹介は2026年10月25日に公式サイトで確認したものです。最新の情報は公式サイトで確かめてください。
転職か独立か、行き先全体を比べたい人はSIerからの転職のページから読んでみてください。
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