フリーランスエンジニアの単価100万は上位層|届く条件と柱を増やす考え方
PR本ページはプロモーション(広告)を含みます。

目次 6項目
フリーランスエンジニアの単価100万円は、目指せない数字ではありません。ただ、1つの案件でそこに届いている人はかなり上位層だと僕は感じています。
この記事では、単価100万円がどのくらいの位置にあるのかを僕の感覚と公開データの両方から整理します。そのうえで、1つの案件で100万円に届く条件と単価の上げ方を書きます。最後に「100万円だけを目指さなくてもいい」という僕の考えも添えます。
書いている僕は2009年に新卒でSIerに入り、2016年にフリーランスエンジニアとして独立しました。.NETを中心に業務系システムを作ってきて、いまは現場で面談する側に入ることもあります。
案件の探し方から整理したい方は、先にフリーランスエンジニアのエージェントの選び方を読むとこの記事の後半がつながりやすくなります。
フリーランスエンジニアの単価100万円はかなり上位層、多いのは60〜80万円くらい
フリーランスエンジニアの単価100万円は、1つの案件で見るとかなり上位層です。僕の感覚では、月60〜80万円くらいの人が多い印象です。
1案件で100万円に届く人は限られる
1つの案件で月100万円を受け取っている人は、確かにいます。ただ、その人たちはフリーランス全体の中でもかなり上のほうにいると僕は見ています。
100万円の案件は、任される仕事の中身が開発とは少し違います。顧客と一緒に要件を決めたり、チームをまとめたりする役割が中心になります。
100万円は届く人には届く数字です。ただ、そこまでの距離は人によってかなり違います。
僕の感覚では60〜80万円くらいが多い
僕の感覚では、フリーランスエンジニアの単価は月60〜80万円くらいの人が多い印象です。これは統計ではなく、あくまで僕個人の感覚です。公的な数字は次の章で別に見ていきます。
60〜80万円でも、会社員のころの月給と比べればかなり大きな額です。僕自身、独立した2016年の最初の案件は月50万円でした。今思うと低い単価ですが、当時の僕にはかなり嬉しい金額でした。
だから、60〜80万円の人が100万円に届いていないことを焦る必要はないと思っています。そこから先は「上に行くか」「別の形で増やすか」を選ぶ段階です。
僕は2つの案件を合わせて月額120万円
僕自身は、2つの案件を合わせて月額120万円です。
この記事で「1つの案件で100万円を目指す道」と「柱を増やす道」を分けて書くのは、僕自身が1つの案件の単価だけで収入を組み立てていないからです。後者の考え方は、最後の章で書きます。
公開データで見る月単価100万円の位置
公開データで見ても、月単価100万円はフリーランスエンジニアの中で上位に入る水準です。ただし、単価そのものを集めた公的な統計は見当たりません。ここでは公的な調査2つと、エージェントの公開データの読み方を分けて説明します(確認日:2026年9月29日)。
エージェントが公開している単価の分布
フリーランス向けのエージェントの多くは、自社の案件の平均単価を公開しています。言語別・職種別・経験年数別に並べた形が一般的です。
こうした数字は、相場の目安としては役に立ちます。ただ、数字の元になっているのは「そのエージェントに掲載された案件」です。扱う案件の種類が違えば、平均も変わります。1社の数字だけで「自分の相場」と決めないほうが安全です。
相場の見方と、自分の適正単価の考え方はフリーランスエンジニアの単価相場で詳しく書いています。
公的な調査で、フリーランス全体の収入の分布を示したものがあります。内閣官房・公正取引委員会・厚生労働省・中小企業庁が行った令和4年度フリーランス実態調査です(調査時期は2022年8月、集計数2,119名)。
フリーランスとしての事業による直近1年間の収入(売上から経費を引いた所得で、税・社会保険料を引く前の額)は次のとおりでした。
| 直近1年間の収入(所得) | 割合 |
|---|---|
| 100万円未満 | 14.1% |
| 100〜500万円未満 | 47.4% |
| 500〜800万円未満 | 14.4% |
| 800〜1000万円未満 | 4.1% |
| 1000万円以上 | 3.4% |
| わからない・答えたくない | 16.4% |
出典:内閣官房新しい資本主義実現会議事務局ほか「令和4年度フリーランス実態調査結果」Q8。100〜500万円未満・500〜800万円未満・800〜1000万円未満は、元の表の100万円刻みの区分を合算しています。
月100万円の案件を1年続けると、売上は1200万円です。経費の額によっては所得が1000万円前後になり、この表では上の数%の層に入ります。
ただし、この調査はエンジニアだけのものではありません。職種を問わず、副業のフリーランスも含んでいます。回答者の81.0%は50歳以上です。エンジニアの単価を直接示す数字ではなく、「フリーランス全体の中での位置」を見るための数字として読んでください。
100万円以上の案件が多い職種
100万円以上の案件が多いのは、一般にプロジェクトマネージャーやITコンサルタントのような企画・管理の職種だと言われます。フリーランスの単価の公的な統計はありませんが、会社員のIT人材では同じ向きが公的な調査で確かめられます。
厚生労働省の「IT・デジタル人材の労働市場に関する研究調査事業」調査報告書(2024年3月)は、IT人材の正社員の年収を職種とスキルレベルで分けて集計しています。スキルレベルは、IPAの「ITスキル標準(ITSS)」に沿った区分です。
| 職種のまとまり | レベル3の中央値 | レベル4の中央値 | レベル5以上の中央値 | レベル5以上の第3四分位数 |
|---|---|---|---|---|
| 企画立案・プロジェクト管理 | 750万円 | 800万円 | 900万円 | 1,100万円 |
| 設計・構築 | 550万円 | 635万円 | 700万円 | 950万円 |
| 運用・保守 | 550万円 | 650万円 | 850万円 | 1,086万円 |
出典:厚生労働省「IT・デジタル人材の労働市場に関する研究調査事業 調査報告書」第1章「ITスキルレベル別の賃金水準」(正社員のみ集計。単位は年収)。
報告書は、同じITスキルレベルでも企画立案・プロジェクト管理の賃金水準が最も高い傾向にあるとまとめています。役職別の集計でも、企画立案・プロジェクト管理の部長・本部長レベル以上は中央値1,000万円でした。
これは会社員の年収であって、フリーランスの単価ではありません。それでも「上流に行くほど、スキルレベルが上がるほど高くなる」という向きはフリーランスの案件でも同じだと僕は感じています。
公開データを読むときの注意
公開データの数字は、そのまま自分の単価と比べないほうがいいです。読むときに気をつけたい点を並べます。
- 売上か所得か:単価は売上です。フリーランス実態調査の「収入」は経費を引いた所得です。同じ「1000万円」でも中身が違います
- 会社員かフリーランスか:厚生労働省の報告書は正社員の年収です。フリーランスの単価と同じ物差しではありません
- 募集の単価か契約の単価か:エージェントが公開する単価は募集時の数字です。実際の契約額は面談や条件の調整で決まるので、同じになるとは限りません
- 商流の深さ:エンドの企業が払う額と自分が受け取る額の間には、エージェントや間に入る会社の取り分があります。僕の2つの現場も、間に入る会社の数が違います
- 稼働時間の前提:月140〜180時間のような精算幅がある案件と週3日の案件では、同じ単価でも意味が変わります
僕は自分の単価に対するエージェントのマージンの率を知りません。ただ、商流が深いと間でムダにマージンがかかっていると思ってしまうので浅いに越したことはないと考えています。
1つの案件で100万円に届く条件
1つの案件で単価100万円に届く条件は、上流工程を任されること・顧客と折衝できること・チームをまとめられることの3つが中心です。手を動かす量より、決める範囲の広さで単価が決まっていきます。

図の金額は目安で、境目ははっきり分かれていません。僕自身、独立したときの面談では「基本的に一人称で仕事を進められる」と伝えて合格しました。それでも最初の単価は50万円で、今思うと低い単価でした。金額と仕事の進め方は、きれいに対応するわけではありません。
厚生労働省の報告書が使っているITSSの説明も、この図と近い形です。レベル3は「要求された作業を全て独力で遂行する」段階です。レベル4は「独力で業務上の課題の発見と解決をリードする」段階とされています。100万円の案件で求められるのは、このレベル4より上の動き方だと僕は考えています。
PM・PMO・アーキテクトなど上流の職種
100万円の案件が集まりやすいのは、PM(プロジェクトマネージャー)・PMO・ITコンサルタント・アーキテクトといった上流の職種です。
- PM:スケジュール・予算・体制を決め、プロジェクトを最後まで進める
- PMO:PMの横で、進捗・課題・品質の管理を支える
- ITコンサルタント:顧客の業務の課題を整理し、システムでどう解くかを提案する
- アーキテクト:システム全体の構成と、技術の選び方を決める
どれも「作る」より「決める」「まとめる」に寄った仕事です。前の章の厚生労働省の集計でも、企画立案・プロジェクト管理の職種が最も高い水準でした。
実務経験の年数と顧客との折衝
実務経験の年数は、100万円の案件では前提として見られます。そのうえで差がつくのは、顧客と直接話して物事を決めてきた経験です。
面談する側に入っていると、経歴書のどこを見るかがはっきりします。まず、スキルが現場に合っているかを見ます。次に、質問と答えがかみ合っているかを見ます。受け答えがしっかりしている人は、安心して任せられそうだと感じます。
上流の案件ほど、この「かみ合う」ことの重みが増すと僕は思います。顧客の言っていることを正しく受け取り、相手に伝わる言葉で返す力です。
もう1つ、直近の経歴が数か月の案件ばかり続いていると面談する側としては不安に感じます。同じ案件で何年も続けてきた経歴のほうが、信用として伝わりやすいです。
面談で何を伝えるかはフリーランスエンジニアの面談対策に、経歴書の書き方はスキルシートの書き方にまとめています。
業務系・.NETの開発者から上を目指すなら
業務系・.NETの開発者から100万円を目指すなら、開発を続けながら上流の経験を足していくのが現実的です。僕もこの道を歩いている途中です。
僕が使ってきた言語は、C#とVB.NETが半々くらいです。Windowsフォームのアプリ・Webサイト・コンソールアプリなど、業務系のシステムをたくさん作ってきました。
2024年からの2本目の案件は、上流工程やリーダーの経験を積みたくて選びました。最初は官公庁の案件で、Power Platformで申請アプリを作っていました。いまの2本目の現場では情報システム部門の立場で、要件定義からベンダーコントロール・受入テスト・リリースまでを担当しています。
発注側に回ってみると、思っていたより大変でした。指示するだけで楽だと思っていたのですが、実際はユーザーとベンダーの中間に立つ役です。ユーザーの要望をそのまま横流しせず、ベンダーが仕事をしやすい言葉に翻訳することが大切だと感じています。
IT系の資格は、僕は持っていません。基本情報と応用情報は受けましたが、どちらも不合格でした。取れるならあったほうがいいと思います。ただ、資格が無くて実務で困ったことはありません。
単価100万円なら年収・手取りはどう見えるか
単価100万円の案件を1年続けると、年間の売上は1200万円です。ただし、これは年収(所得)でも手取りでもありません。売上から経費を引き、さらに税金と社会保険料を払った残りが手元に残るお金です。
年間の売上1200万円と所得・手取りは別の数字
月100万円×12か月の1200万円は、あくまで売上です。案件と案件の間に空白があれば、その月の売上はゼロになります。
時給に直すと、1日8時間・月20日の160時間で割って6,250円です。精算幅の上限まで働けば、時給はもう少し下がります。
売上から経費を引いたものが所得です。僕の場合、年間の売上は約1440万円で所得は約1000万円でした。売上と所得でこれだけ差が出ます。単価の推移も含めた僕の数字は、フリーランスエンジニアの年収のリアルにまとめています。
手取りの額は、経費の多さ・家族の状況・加入している制度でかなり変わります。だから、この記事では手取りの試算はしません。
売上から差し引かれる税金と社会保険料の種類
個人事業主のフリーランスが払う主な税金と社会保険料は、次のとおりです。
| 種類 | 何にかかるか | 公式の説明 |
|---|---|---|
| 所得税 | 所得に対して、5%から45%の累進税率でかかる | 国税庁 No.2260 所得税の税率 |
| 住民税 | 前年の所得に対して、住んでいる自治体に払う | お住まいの自治体のページ |
| 個人事業税 | 業種と所得によって、都道府県に払う | お住まいの都道府県のページ |
| 国民健康保険 | 前年の所得などをもとに、自治体ごとに決まる | お住まいの自治体のページ |
| 国民年金 | 所得にかかわらず定額 | 日本年金機構 国民年金保険料 |
| 消費税 | 課税事業者(インボイス登録をした場合など)が申告して納める | 国税庁 No.6101 消費税の基本的なしくみ |
僕はインボイスの登録をしています。個人の仕訳と確定申告は、freee会計を使って自分でやっています。
独立した年はいろいろな書類が届いて、何が自分に必要な支払いなのか本当に分かりませんでした。会社員のときは会社がやってくれていたのだと、辞めてから実感しました。
売上が上がるほど、税金と社会保険料の負担は重くなります。僕は2024年にマイクロ法人を作り、社会保険の払い方を変えました。ただ、どの形が合うかは人によって違います。個別の判断は、税理士などの専門家に相談してください。
単価を上げる3つの方法
フリーランスエンジニアが単価を上げる方法は、交渉する・上流の案件に移る・エージェントで条件の良い案件を探すの3つです。単価は待っていても勝手には上がりません。

僕の単価は2016年の50万円から少しずつ上がってきました。その推移は年収の記事に書いています。
2〜3年おきに実績を添えて交渉する
いまの案件のまま単価を上げたいなら、自分から交渉を切り出すことが出発点です。僕は2〜3年おきに、エージェントの担当営業に「そろそろ単価アップを交渉したい」と伝えています。
2016年に独立してから最初の数年は、交渉を切り出していませんでした。切り出すものだと知らず、エージェントに任せきりだったからです。今は業務の中で出した成果を書き出して渡し、上げたい額も具体的に伝えています。
希望した額どおりに上がることは、基本的にありません。今の額と希望額の間くらいに落ち着くことが多いです。それでも、意思表示をしなければ何も始まりません。
長く同じ現場にいるなら、毎年の交渉は少し多いと僕は思っています。交渉の切り出し方と、担当営業に渡した実績メモの中身はフリーランスエンジニアの単価交渉に詳しく書きました。
上流の経験を積める案件に移る
今の案件で上げられる幅には限りがあります。単価の段を上げたいなら、上流の経験を積める案件に移ることも考えます。
僕が2本目の案件を選んだ理由は、上流工程やリーダーの経験を積みたかったからです。単価だけを見て選んだわけではありません。
2025年4月に2本目の案件が切り替わったときは、提案が5〜6件ありました。そのうち2社と面談して、どちらも合格しました。決まるまでは1か月くらいでした。
情報システム部門の立場で働く案件については、社内SEからフリーランスへでも書いています。
上流工程の仕事の中身と、実装から広げる道筋はフリーランスエンジニアの上流工程にまとめています。
エージェントで条件の良い案件を探す
条件の良い案件を探すなら、エージェントを使うのが近道です。1社だけでは、自分の単価が相場の中でどこにあるか分かりません。
僕は2016年から1社のエージェントだけを使っています。案件が途切れず担当とのやり取りも楽で、不満が無かったからです。ただ、つてが無いならまずは複数に登録するのが良いと思っています。案件もエージェントも、比べるから良し悪しが分かります。
すでにフリーランスとして働いていて今より条件の良い案件を探したい方には、ITプロパートナーズという選択肢があります。僕自身はこのサービスを使っていません。そのため、使い心地は書けません。
登録の前に、次の条件を確認してください。この広告の紹介対象になるのは、次の条件に合う方です。
- 現在の働き方がフリーランス(または経営者)である
- 東京・神奈川・埼玉・千葉に住んでいる
- 25〜49歳である
- エンジニアとしての実務経験が3年以上ある
会社員の方や、1都3県以外にお住まいの方は対象外です。これから独立を考えている段階なら、先にフリーランスエンジニアのエージェントの選び方で全体を見てから選ぶほうが確実です。
100万円だけを目指さず、収入の柱を複数作る
フリーランスエンジニアの収入を増やす道は、単価100万円を目指すことだけではありません。安定した案件で時間をつくり、収入の柱を複数作る道もあります。せっかくフリーランスなら、僕は柱を増やすほうに力を注ぐのが良いと思っています。

激務でない安定した案件を選ぶ
柱を増やすための土台は、激務でない安定した案件です。本業で毎日遅くまで働いていると、ほかのことに使う時間も体力も残りません。
1案件で100万円の仕事は、任される範囲が広いぶん責任も拘束も大きくなりがちです。単価が上がる代わりに、自分の時間が減ることもあります。
一方で、単価はそこそこでも落ち着いて長く続けられる案件があります。こうした案件に当たれば、空いた時間を別のことに回せます。
安定した案件を続けるには、特別なことより当たり前のことが効きます。勤怠を守り、与えられた仕事をこなす。簡単に聞こえますが、これができない人は意外といます。僕は契約を切られそうになったことはありません。
僕が今の金融系の案件を始めたころ、契約の更新は2〜3か月ごとだった気がします。今は半年ごとです。長く続けるうちに、いつの間にか長期の契約になっていました。契約が続く人と切られる人の違いはフリーランスエンジニアの契約終了に書いています。
すでにフリーランスとして働いている方なら、ITプロパートナーズ
で案件を見比べる方法もあります(紹介の対象は現在フリーランスで1都3県在住・25〜49歳・実務経験3年以上の方です)。
空いた時間で副業や別の収入源を育てる
安定した案件で生まれた時間は、副業や別の収入源を育てるのに使えます。収入源が1つだけだと、その案件が終わったときに収入が止まります。
フリーランスエンジニアの別の柱には、たとえば次のようなものがあります。
- 別の案件を受ける(稼働を分けて2つ目の仕事を持つ)
- 技術記事の執筆や、スキルを活かした小さな受託
- 知識や経験の発信
- 自分で作ったツールやサービス
どれが合うかは、その人の得意なことと使える時間しだいです。大事なのは、1つの収入源にすべてを預けない形を作っておくことだと思っています。
僕は2020年のコロナ禍をきっかけにフルリモートになりました。通勤が消えたのは間違いありません。良くも悪くも、自己責任の範囲も広がりました。フルリモートは自己管理ができないと続かないので、誰にでも勧められる働き方だとは思いません。
空いた時間の使い道は、収入に直結するものだけではありません。僕は個人でClaude Codeを使い、スケジュールとタスクの整理や簡単な動画編集の仕組みを作っています。現場にAIが入ってきたときにすぐ戦力になれるよう、自分で触っておきたいからです。
1つの案件に集中する道もある
1つの案件に集中して単価100万円を目指す道も、もちろんありです。柱を増やすことが正解で1本に絞るのが間違い、という話ではありません。
1つの案件に深く入ると業務の知識がたまり、現場から頼られる存在になれます。同じ案件で何年も続けてきた経歴は、次の面談でも信用として伝わります。今の現場でも、周りのフリーランスは若手より経験豊富なベテランが多い印象です。長く生き残るのは、結局そういう人なのかもしれません。
上流とマネジメントに進んで100万円を取りにいくか。安定した案件で時間をつくり、柱を増やすか。どちらを選んでもいいと思います。
せっかく会社を出て自分で働き方を決められるなら、僕は柱を複数作ることに力を注ぐほうが良いと思っています。1つの案件の単価に収入のすべてを預けない。それが、今の僕の考え方です。
独立までの全体の流れはSIerからフリーランスになるにはにまとめています。
関連記事
- フリーランスエンジニアの単価交渉は2〜3年おき|エージェントに渡す実績メモフリーランスエンジニアの単価交渉を、2〜3年おきにエージェント経由で交渉しているサカイが解説します。切り出すタイミング、渡す実績メモの4つのブロック、希望額の決め方、希望どおりにならないときの受け止め方をまとめます。
- フリーランスエンジニアの面談対策|受ける側と面談する側の両方から解説フリーランスエンジニアの面談対策を、面談を受ける側と面談する側の両方を経験しているサカイが解説します。面談で見られるポイント、面談の流れ、よく聞かれる質問と答え方、事前の準備をまとめます。
- フリーランスの面談に落ちる理由|独立時に1社落ちた僕と面談する側の視点フリーランスの面談に落ちる理由を、2016年の独立時に面談で1社落ちたサカイが、面談する側の視点も合わせて整理します。落ちる人に共通すること、落ちないための準備、落ちた後にやることをまとめます。
- フリーランスエンジニアはやめとけ?案件が途切れなかった僕の本音と条件「フリーランスエンジニアはやめとけ」と言われる理由を、2016年の独立から案件が途切れなかったサカイが検証します。不安定さの実態、続けている理由、向いている人・やめたほうがいい人、独立前に確かめることをまとめます。
- フリーランスエンジニアの年収のリアル|単価50万から売上1440万円までフリーランスエンジニアの年収を、月額50万円から始めて売上約1440万円になったサカイの実例と公開データで整理します。平均と中央値の読み方、年収1000万円に届く条件、年収・所得・手取りの違い、年収を上げる方法をまとめます。
- エンジニアが独立するには?SIerから2016年に独立した僕の手順と判断軸エンジニアが独立する方法を、SIerから2016年にフリーランスとして独立したサカイが整理します。独立のタイミングを決める判断軸、収入の目安、失敗する原因、独立の手順、独立して分かった「戻り道」をまとめます。
