フリーランスエンジニアの実務経験は何年必要?面談する側が見る年数と中身
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目次 10項目
フリーランスエンジニアの実務経験は「3年」が目安と言われることが多いです。ただし、決まった年数はありません。決め手になるのは案件ごとの必須条件と、どの工程を一人でどこまで進めたかという経験の中身です。
書いている僕は、2009年に新卒でSIerに入り、2016年に30歳前で独立しました。.NETを中心に業務系システムを作ってきて、独立の時点で経験は7年ほどありました。それでも、独立したときの面談では1社に落ちています。いまは業務委託の面談で、面談する側に入ることもあります。
独立までの全体の流れはSIerからフリーランスになるにはにまとめています。経験によって紹介してもらえる案件はエージェントごとに違うので、窓口の比べ方はフリーランスエンジニアのエージェントの選び方に書きました。
フリーランスエンジニアに必要な実務経験は何年?
フリーランスエンジニアに必要な実務経験は、3年以上が目安とよく言われます。ただ、法律や業界で決まった年数はありません。判断されるのは、案件の必須条件を満たしているかと一人で仕事を進められるかです。
よく言われる目安は3年、募集要項は「実務経験◯年以上」で書かれる
目安として3年がよく挙がるのは、募集要項で「実務経験3年以上」という条件をよく見かけるからです。年数は「Javaの開発経験3年以上」のように、言語や工程とセットで書かれるのが一般的です。2年以上や5年以上を条件にする案件も、年数を書かない募集もあります。
決まった年数が無いのは、業務委託が即戦力を求める契約だから
業務委託は、一般に「この仕事を任せられる人」を探す契約です。会社員の採用のように、育てる前提で人を迎えるわけではありません。
発注する側が知りたいのは、入ってすぐに担当の作業を進められるかどうかで、年数はその目安の1つです。設計から一人で進めてきた3年と、決まった手順のテストだけを担当してきた3年とでは任せられる範囲が違います。
2016年、僕は.NETの経験7年ほどで独立した
僕が独立した2016年の時点で、.NET系の経験は7年ほどありました。受かったほうの面談では、その経験を話したうえで、基本的に一人称で仕事を進められることを伝えています。面談の準備はフリーランスエンジニアの面談対策にまとめました。7年あっても落ちた面談のことは、次の章で書きます。
実務経験1〜2年・3年・5年以上で変わること
実務経験の年数で変わるのは、選べる案件の数と面談で見られることです。1〜2年では一人で進められるかを細かく見られます。3年で必須条件に届き始め、5年以上では工程の広さや業務知識で比べられるのが一般的です。

この章の年数別の説明は一般論です。年齢の条件と年代ごとの見られ方は、フリーランスエンジニアの年齢に分けて書いています。
1〜2年:選べる案件が限られ、一人で進められるかを細かく見られる
実務経験が1〜2年だと、「3年以上」を条件にする案件には応募しにくくなります。応募できる案件でも、面談では一人でどこまで進められるかを細かく確かめられることが多いです。
この時期は、「何を作ったか」に加えて「どこからどこまでを一人でやったか」を話せるようにしておくと、経験の短さを補いやすくなります。
僕の現場では、20代のフリーランスと一緒になったことはないかもしれません。50代は全然います。若手でイケイケの人より、経験豊富なベテランが多いというのが僕の印象です。独立して最初の1年のことはフリーランスエンジニア1年目のリアルに書きました。
3年:案件の必須条件に届き始める
実務経験が3年あると募集要項によくある「3年以上」に届き、応募できる案件が増え始めます。ここから見られるのは「3年で何をしてきたか」です。
開発なら、設計・実装・テストのどこを担当したかで任せられる仕事が変わります。インフラなら、構築をしてきたのか運用が中心だったのかで紹介される案件が分かれることが多いです。
この時期は、得意な言語と工程を1つずつはっきりさせておきます。「◯◯で設計からテストまで一人で進められる」と言える形にしておくと、案件と照らし合わせやすくなります。
5年以上:工程の広さ・業務知識・上流で比べられる
実務経験が5年以上になると、年数の条件で困ることは減ります。そのかわり、同じくらいの年数の人と工程の広さや業務知識で比べられるようになります。
要件定義や顧客との調整、チームのまとめ役の経験があると任せられる範囲が広がります。金融や官公庁のように業務の知識が求められる案件もあるので、「どの業務をどの立場で担ってきたか」も説明できるようにしておきます。
経験の長さと単価の関係
経験が長いほど任せられる範囲が広がり、単価の高い案件に応募しやすくなるのが一般的です。ただし、年数だけで単価が決まるわけではありません。担当できる工程・言語・業務知識・稼働の条件で、同じ年数でも単価は変わります。公開データの見方はフリーランスエンジニアの単価相場にまとめました。
年数を満たしていても、深掘りで崩れれば落ちる
年数を満たしていても、面談で落ちることはあります。僕がそうでした。
2016年に受けた2社のうち、落ちた1社では技術面をかなり深く掘られました。経験は7年ほどあったので、年数の条件で困ったわけではありません。どれくらい戦力になるかを測られていたのだと思います。緊張もあって的を射た答えが返せず、そのまま崩れました。
年数は、面談に進むための入口です。そこから先は、中身を聞かれたときに答えられるかで決まります。落ちる面談の理由と準備はフリーランスの面談に落ちる理由に詳しく書きました。
エージェントの経験の条件と、募集要項の読み方
エージェントの経験の条件は「エンジニアの経験がある」とだけ書かれていることが多く、年数まで書いているのは一部です。年数の条件は、案件ごとの募集要項で確かめるものと考えると分かりやすいです。
このページからご案内できる4社の経験の条件
このサイトが提携しているフリーランスエージェント4社の条件を、経験を中心に並べました。
| エージェント | 経験の条件 | ほかの主な条件 | 会社員(これから独立する方) |
|---|---|---|---|
| Midworks | エンジニアの経験がある(年数の記載なし) | 勤務地が関東・関西・愛知・福岡。21〜59歳 | 対象 |
| レバテックフリーランス | エンジニアとしての経験が確認できる(年数の記載なし) | 過去に登録したことがない。サービスエリア内で応募する。24歳未満・65歳以上は対象外になることがある | 条件に記載なし |
| ギークスジョブ | エンジニア経験がない方は対象外になることがある(年数の記載なし) | 50歳以上は対象外になることがある。登録後にオンライン面談がある | 条件に記載なし |
| ITプロパートナーズ | エンジニアなどの職種で3年以上 | 現在フリーランス(または経営者)。東京・神奈川・埼玉・千葉に住んでいる。25〜49歳。3か月以内に稼働を始められる | 対象外 |
表は横にスクロールできます
表の条件は、すべて「このページからご案内できる方の条件」(ASPの条件)で、各社の公式の利用条件ではありません。確認した日は、Midworksが2026年10月2日、レバテックフリーランスとギークスジョブが2026年10月14日、ITプロパートナーズが2026年9月29日です。別に、Midworks・レバテックフリーランス・ギークスジョブの公式サイトのトップページも見ましたが、「実務経験◯年以上」のような登録の条件は見当たりませんでした(2026年10月22日に確認)。
4社のうち年数を書いているのは、すでにフリーランスの人が対象のITプロパートナーズだけです。4社とも、僕自身は使ったことがありません。
年数が書かれていないときに担当者へ確かめること
条件に年数が書かれていないときは、登録のときに担当者へ聞くのが確実です。条件に無いからといって、どんな経験でも紹介できる案件があるとは限りません。聞いておくと判断しやすいのは、次の3つです。
- 自分の経験年数と言語で、最近紹介できた案件があるか
- その案件では、どの工程を任される人が多いか
- 経験が足りない部分があるとしたら、どこか
僕は2016年から、エージェント1社だけを使っています。2025年4月に2本目の現場が切り替わったときは、そのエージェントから提案が5〜6件あり、2社と面談してどちらも合格しました。期間は1か月くらいです。長く付き合っている1社での話なので、つてが無いなら、まず複数のエージェントに登録するのが良いと思っています。登録の数の考え方はフリーランスエンジニアのエージェントは複数登録すべきかにまとめました。
募集要項の「必須」と「歓迎」の読み分け
募集要項は「必須」と「歓迎」を分けて読みます。必須は満たしていないと選考に進みにくい条件で、歓迎は満たしていると有利になる条件です。
年数が書かれているのは、たいてい必須のほうです。歓迎の欄にある「要件定義の経験」や「業務知識」は、ほかの応募者と差がつくところです。必須に少し届かなくても、近い経験があれば担当者に相談する価値はあります。
エンジニア経験で相談できるエージェントPR
Midworksは、僕自身は使ったことがありません。このページからのご案内の対象は、エンジニアの経験があり、関東(東京・千葉・神奈川・埼玉)・関西(大阪・京都・兵庫・奈良・滋賀・和歌山・三重)・愛知・福岡で働く21〜59歳の方です。会社員の方(これから独立する方)も対象です(対象は2026年10月2日に確認)。
最新の条件は公式サイトで確かめてください。
実務経験の数え方:どこまでを経験に入れるか
実務経験は、仕事として担当した開発・テスト・保守運用の期間を言語・工程ごとに数えるのが一般的です。副業や個人開発の期間は分けて書きます。何を入れるかに決まりは無いので、聞かれたときに説明できる形にしておくことが大切です。

会社員としての開発・テスト・保守運用の期間
会社員として担当した開発・テスト・保守運用の期間は、実務経験として数えやすいものです。自社で作っていたか、客先に常駐していたかは関係ありません。
僕は会社員のころ自社で働くことが多く、客先への常駐は合計で半年〜1年くらいです。常駐の期間だけでなく、自社で担当した期間も実務経験です。
研修の期間の扱いにも決まりはないので、迷ったら研修と配属後を分けて書いておきます。保守運用やテストだけの期間も実務経験です。「開発経験」とまとめずに、工程を分けて書いておくと食い違いません。
言語・フレームワーク・工程ごとに分けて数える
実務経験は、合計に加えて言語・フレームワーク・工程ごとに数えておくと伝わりやすくなります。募集要項の必須条件が、言語や工程ごとに書かれているからです。
僕の場合、C#とVB.NETは半々くらいで、若干VB.NETが多いかもしれません。作ってきたのはWindowsフォームアプリ・Webサイト・コンソールアプリなどの業務系システムです。C#の案件とVB.NETの案件で、探しやすさや面談での見られ方の違いは感じていません。同じ.NETなので、.NETを理解していればどちらもすんなりできるイメージです。言語ごとに割ると短く見える年数も、フレームワーク単位で数えて伝えられる場合があります。C#の案件の探し方はC#のフリーランス案件に書きました。
注意したいのは、同じ期間を重ねて数えることです。2つの言語を同じ時期に使っていたなら、合計は言語ごとの年数の足し算になりません。重ねた年数を書くと、面談で中身を聞かれたときに話が食い違います。月の端数にも決まりは無いので、書き方はそろえておきます。
副業・個人開発・学習の期間は分けて書く
副業・個人開発・学習の期間は、会社員としての経験とは分けて書くのが一般的です。価値が無いという意味ではなく、仕事として責任を持って担当した期間と読み手が区別できるようにするためです。
副業の業務委託は仕事の実績なので、期間・役割・作ったものを本業とは別の行に書きます。個人開発は、何をどんな技術で作ったかを書いておくと面談の話の材料になります。
僕は個人で、Claude Codeを使ってスケジュール把握とタスク整理の仕組みや、簡単な動画編集をするシステムを作っています。コンテンツ生成の自動化も作りました。本業の経歴とは別の行で話す材料です。
スキルシートには年数と「何をしたか」を並べる
スキルシートには、年数と一緒に「何をしたか」を並べます。年数だけでは中身が伝わらないからです。
僕がエージェントに出す経歴書に書いたのは、業務の概要・開発システム概要・開発規模・役割・言語・使用ツール・OSあたりだったはずです。途中からは、その案件で習得したスキルと意識したことも書くようにしました。書き方はスキルシートの書き方にまとめています。
面談する側が、経験年数より見ていること
面談する側が経験年数より見ているのは、スキルの合い方と経歴の続き方、質問と答えがかみ合うかです。僕は正社員の採用面接には関わったことがないので、ここに書くのは業務委託の面談で面談する側に入ったときの見方です。
スキルが現場に合っているか、合わなくても任せたい観点があるか
スキルシートを読むとき、僕がまず見るのはスキルが現場に合っているかです。年数の長さは、その次になります。
合っていない部分があっても、「それならいい」と思える観点があれば大丈夫です。言語は違っても担当してきた工程が近い、というのはよくある例です。
年数の合計より、1つの現場にどれだけいたか
経歴の年数は、合計だけでなく案件ごとの期間と直近の続き方も読まれます。僕は、直近に数か月で終わった案件ばかりが並んでいる経歴を見ると不安を感じます。
合計が同じ5年でも、数か月の案件が並ぶ経歴と、1つの現場に何年もいた経歴とでは印象が違います。数か月で終わる単発の案件をいくつもやるより、同じ案件で何年もやっているほうが業務経歴書の見栄えも良くなると思っています。
短い案件が続いたのに、プロジェクトが予定どおり終わったなどの事情があるなら、経歴書にひと言添えておくと誤解されにくくなります。
質問と答えがかみ合い、年数の中身を説明できるか
面談で聞いたことに対して答えがずれる人は、一緒に仕事がしにくそうだと感じます。受け答えがしっかりしていれば、安心して任せられそうに見えます。
経験年数の書き方も、ここに関わってきます。年数を重ねて数えたり担当していない工程まで書いたりすると、深く聞かれたところで答えがずれやすくなるからです。年数も工程も、聞かれたら中身を説明できる範囲で書いておくと安心です。
なお、年齢で決めることはありません。
AIを自分の仕事にどう使ってきたか
最近は、AIを自分の仕事にどう使ってきたかも見ています。これだけAIが広まっている中で、いまだに「最近AIを使い始めました」と言う人はダメだと思います。
調査や資料作成も含めて、自分の仕事をどれだけAIに任せられるか考えながら働いている人は「使える」と思います。知識がそれほど無くても、その意識が見えれば良いと思っています。詳しくはフリーランスエンジニアとAIにまとめました。
実務経験が浅い人がフリーランスを目指す道
実務経験が浅い人がフリーランスを目指すなら、会社員のうちに担当する工程と業務の幅を広げるのが近道です。副業で実績を作る道、入りやすい案件を選ぶ道、あと1〜2年積んでから独立する道もあります。この章は一般論です。
会社員のうちに担当する工程と業務の幅を広げる
経験が浅いうちに近道になりやすいのは、会社員のうちに担当する工程を広げることです。設計やテスト計画、顧客との打ち合わせに手を挙げると、独立したときに話せる経験が増えます。社内の異動や別のプロジェクトへの参加を相談するのも手です。
副業で業務委託の実績を作る
会社員のまま副業で業務委託を受けて、実績を作る道もあります。契約・請求・納期を自分で管理する経験は、独立後にも役立ちます。始める前に、勤め先の就業規則で副業が認められているかを確かめてください。クラウドソーシングの小さな案件は、現場に入る業務委託の案件とは単価も中身も違うことが多いので、それだけで独立後の案件探しが楽になるとは考えないほうが安心です。
経験が浅くても入りやすい案件の選び方
経験が浅いうちは、年数が必須条件に無い案件や、テスト・保守運用を含む案件から入る選び方があります。
経験の浅い人向けの絞り込みを用意しているエージェントもあります。たとえばレバテックフリーランスの公式サイトでは、案件を特徴から探す項目に「実務経験が浅い方OK」があります(2026年10月22日に確認)。どの程度の経験で応募できるかは、案件ごとに担当者へ確かめてください。
あと1〜2年積んでから独立するという判断
いまの経験で必須条件に届かないなら、あと1〜2年積んでから独立するのも1つの判断です。先に延ばすのは、あきらめることではありません。
フリーランスから会社員に戻る道もあります。「フリーランスになると会社員に戻れない」と言う人もいますが、僕は全然そうは思いません。ただ、「しょうがないから会社員」「しょうがないからフリーランス」と妥協して選ぶ人は、働き方に関係なくうまくいかないと思っています。戻り方はフリーランスエンジニアが正社員に戻るにはにまとめました。
独立したあとも、経験は案件で選んで積み上がる
独立したあとも、実務経験は積み上がります。フリーランスは次の案件を自分で選べるので、経験したい工程から逆算して案件を選ぶこともできます。

同じ領域で長く続けた経験は、経歴の強さになる
同じ領域で長く続けた経験は、それ自体が経歴の強さになります。僕は金融系の現場を2016年から続けています。2020年にクライアントが変わり、いまの金融系の案件はそこから続いているものです。長く同じ現場にいると、業務や仕様を理解し直す時間が少なくて済みます。
経験したい工程を、次の案件で選ぶ
経験したい工程があるなら、次の案件でそれを選べるのがフリーランスの良いところです。僕は2024年から、2本目の案件として官公庁の案件に入り、Power Platformで申請アプリを作るなどの仕事をしました。受けた理由は、上流工程やリーダーの経験をしたかったからです。Power Platformは簡単に画面が作れる反面、シンプルな機能しかできない印象でした。
この2本目の案件で、上流やリーダーの経験をしたいという狙いはかないました。上流だけをしていたというより、官公庁の案件ではリーダーの業務をしつつ実作業もしていました。
2025年4月からは、2本目の現場が切り替わりました。これも上流工程の経験を増やしたかったからです。いまは情シスの立場で、要件定義からベンダーコントロール・受入テスト・リリースまでを担当しています。要件定義から関わりつつ、開発もしています。経緯はフリーランスエンジニアの上流工程に詳しく書きました。
2025年の面談では、業務と上流の話ができるかを見られた
2025年4月の切り替えのときの面談では、「これまでの開発経験を活かして、上流工程の経験を増やしていきたい」と説明しました。会社員時代に要件定義やリーダーの業務を少しはしたことがあったので、「その経験をより増やしていきたい」という形で話しています。開発の経験を土台にして、少しだけある上流の経験を伸ばしたいという伝え方です。
この面談では、技術的なことも聞かれました。ただ、重視されていると感じたのは「業務に関する話ができそうか」「質疑応答がずれていないか」「上流工程を任せられそうか」でした。
僕自身も、これまでの経験をより良く見えるように話せたと思います。盛りすぎは良くありませんが、印象良く伝わるようには意識できました。いくつかの現場を経験して、どこへ行ってもある程度なんとかなるという自信もつきました。
特別なことをしてきたわけではありません。今の現場で求められる自分で居続けることが、案件が途切れずに続いている理由だと思っています。
自分の実務経験で独立できるか確かめる手順
自分の実務経験で独立できるかは、年数ではなく、経験の棚卸し・案件の必須条件との照合・エージェントへの確認の3つの手順で確かめます。
準備の全体はフリーランスエンジニアの準備に、独立までの流れはエンジニアが独立するにはにまとめています。
経験を工程・業務・言語で棚卸しする
まず、案件ごとに担当した工程・業務・言語・期間・役割を書き出します。何をしたかを聞かれて説明できない経験は、面談で強みになりません。直近の現場が数か月で終わり続けているなら、その理由も言葉にしておきます。この2つが整わないうちは、独立を急がないほうが安心です。
気になる案件の必須条件と照らし合わせる
次に、気になる案件の募集要項を何件か集めて必須条件と自分の経験を照らし合わせます。言語・年数・工程のどれが足りていないかが見えてきます。足りないのが年数だけなら、近い経験で補えるかを担当者に相談できます。工程が足りないなら、会社員のうちにその工程を経験しておくのが近道です。
エージェントに「この経験で紹介できる案件」を聞く
最後に、エージェントに「この経験で紹介できる案件」を直接聞きます。実際の紹介の状況は、担当者のほうがよく知っています。紹介できる案件が少ないと言われたら、独立の時期を考え直す材料になります。
僕は、退職の話を本格的に進める前にエージェントへ相談しました。スキルシートを作って面談を受け、案件が決まってから退職の話を進めています。
案件の必須条件を見て、自分の経験と照らし合わせるPR
レバテックフリーランスは、僕自身は使ったことがありません。このページからのご案内の対象は、エンジニアとしての経験があり、過去に登録したことがない方です。エンジニア経験がない方・24歳未満・65歳以上・サービスエリア外の方は、対象外になることがあります(対象は2026年10月14日に確認)。
ギークスジョブも、僕自身は使ったことがありません。このページからのご案内の対象は、エンジニアとしての経験がある方です。エンジニア経験がない方・50歳以上の方は対象外になることがあります。登録後にオンライン面談があります(対象は2026年10月14日に確認)。会社員の方が対象かどうかは、申し込みの前に確かめてください。
最新の情報と条件は公式サイトで確かめてください。
フリーランスエンジニアの実務経験でよくある質問
実務経験1年でもフリーランスになれる?
なれないと決まっているわけではありませんが、選べる案件は限られます。紹介できる案件があるかを、エージェントに確かめてください。
未経験からフリーランスエンジニアになれる?
この記事は、実務経験のある人を対象にしています。このページから案内しているエージェントも、エンジニアの経験があることが条件です。まずは会社員として経験を積むのが近道です。「やめとけ」と言われる理由はフリーランスエンジニアはやめとけ?にまとめました。
SESや客先常駐の期間も実務経験に入る?
入ります。SESでも客先常駐でも、仕事として開発・テスト・保守運用を担当した期間は実務経験です。働いた場所より、どの工程を担当したかが見られます。
資格は実務経験の代わりになる?
代わりにはなりにくいです。業務委託の案件は、何を担当してきたかで判断されることが多いからです。それでも資格は、取れるに越したことはないと思っています。僕は基本情報も応用情報も不合格でしたが、実務で困ったことはありません。
すでにフリーランスなら、その期間も経験年数に入る?
入ります。業務委託で担当した期間も、言語・工程ごとに実務経験として数えます。すでにフリーランスの方には、エンジニアなどの職種で3年以上の経験を条件にしたITプロパートナーズ
のような窓口もあります(このページからの案内の条件。2026年9月29日に確認)。
まとめ:年数は入口、決め手は経験の中身と続き方
フリーランスエンジニアの実務経験は3年が目安と言われることが多いものの、決まった年数はありません。年数は、案件の必須条件に届いて面談に進むための入口です。
僕は7年ほどの経験があっても、技術を深く掘られて面談に落ちました。面談する側として見ているのも、合計の年数よりスキルの合い方と経歴の続き方、質問と答えがかみ合うかです。
年数を満たしたうえで、経験の中身を工程・業務・言語で説明できるようにしておいてください。独立したあとも、経験は次の案件を選ぶことで積み上がります。うまくいかなかった例は、フリーランスエンジニアの失敗も参考にしてください。
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